「ココロ」って…いったい何でしょう?
「心は思考の産物だ」と言われます。
「心」という単語の意味を調べてみると、「人間の精神的作用やその元になるもの・感情・意志・知識・思いやり・情など、揺れ動くもののこと」なのだとか。
そのとおり、心は目に見えない”何か”でありながら、ひとりひとりの存在そのものに直結している”何か”ですよね。
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では、「心」と「魂」は、いったい何が違うのでしょうか?
この、哲学であり禅問答みたいな考察はいろいろなところでなされているようなのですが、私の中でいちばんしっくりくるのは「心とはその8割が感情だ」という感覚です。
魂は先天的なもので感情に左右されたりはしないけれど、「心」は後天的なもので感情や思考の影響をモロに受ける…と解釈するのがいちばん腑に落ちてくる。
魂よりも「心」の方が人間臭くて。
感情ありきで、そこに考えたり決めたり情が動いたりが乗ってくることもあるし。
思考や行動ありきで、 そこへ感情が後乗りしてくることもあって。
でも、いずれにせよ、「心」と「感情」って、双方向にものすごく親密に関わっているように感じられる。
私にとって、「ココロ」とはそういうもの。
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もしも、心と感情がくっついているのならば。
感情は、これまで生きてきた中で身につけた”モノの見かた”や”考え方”や”感じ方”などの癖がとっても大きく影響するものですよね。
それは、生きてきた環境・親や周りの人との関係などから得た唯一無二の”癖”であり、”かけがえのないその人独自の個性”でもあり。
つまり、そういう”現時点での自分の集大成”なあり方そのものが「ココロ」だと思うのです。
だから、どんなココロにも、歴史がある。
どんなココロも、尊い。
そして…どんなココロもたくさん傷つき、その傷を自分の力で必死に癒しながら、その人なりに少しずつ少しずつ強くなって今ここにいる。
ココロって、自分の中の、いちばん人間らしく可愛らしい部分なんじゃないかしら!
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そろそろ、生まれてから一時も休まずにず~っと頑張り続けてきた「ココロ」を、ちゃんと見つめて抱きしめてあげませんか。
疲れて凝り固まってしまった部分や、いろんなコワバリをほぐして、よりハッピーなココロへとゆるめてまいりましょう♥